津軽新報
平成31年3月12日(火)付紙面から
■名編集長を学ぶ/浪岡・津軽の文化を語る夕べ

文化を語る夕べ 青森市の浪岡中央公民館で8日、第39回津軽の文化を語る夕べが開かれ、津軽にゆかりのある人物を意欲的に学んだ。

 「昭和の名編集長・加藤謙一」と題し、弘前市郷土文学館の櫛引洋一さんが講演。弘前市出身の加藤謙一は「少年倶楽部」などの編集と刊行に携わり、手塚治虫や藤子不二雄など多くの漫画家を世に送り出した。学校教育では十分に果たせない精神教育を少年雑誌の力で補い、子どもたちの健康な心身の育成を目指したことを強調した。

■家紋が広まった経緯は/平川市伝統文化鑑賞会

伝統文化鑑賞会 平川市郷土資料館は9日、伝統文化鑑賞会「染物と紋」を開いた。和装式服などに一筆一筆家紋を手描きする職業の紋章上絵師が染物の技法や紋(家紋)の歴史を話し、参加者は興味深く聞き入った。

 講師は、弘前市の手描き紋章上絵師6代目の橋勝良さん。天皇、公家、近衛にしか存在しなかったという家紋が、明治の近代化による戸籍・名字の義務化で国民に広く普及した経緯などをわかりやすく解説した。

主な掲載記事
□名編集長を学ぶ/浪岡・津軽の文化を語る夕べ
□家紋が広まった経緯は/平川市伝統文化鑑賞会
□旧農林総研に市民共同農園を計画/黒石市
□いきいき放談/ファムファム・京野穂奈美さん
□写真特集/浪岡・慈善歌謡舞踊ショー
平成31年3月12日(火) きょうのメモ
黒石市
◇西部地区高齢者教室閉講式|西部地区センター|午後1時30分
◇青森ワッツ出張クリニックinくろいし|スポカルイン黒石|午後6時30分

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