津軽新報
平成30年8月17日(金)付紙面から
■悪天候で初日は中止に、平成初/黒石よされ

雨で平成初の中止に 黒石よされは初日の15日、強い雨に雷と悪天候のため、催しがすべて中止となった。平成最後のまつりだが、中止は平成になって初めて。60代の女性踊り子は「こんな強い雨が降り続くのは記憶にない」。

 実行委員会の工藤和明事務局長(商工会議所専務理事)は「クラウドファンディングが成立し、2人の支援者が旧家桟敷席で見物する予定だったが、実現できず残念」と無念の表情。参加団体に贈られる「黒石よされ大賞」も見送りとなった。

■齋藤性の墓地で盆の入りに歓談/平川市新屋

歓談する齋藤性の人たち 盆の入りの13日、平川市新屋には齋藤姓だけの墓地があり、墓参り後に敷地の巨石を囲んで歓談する風習が残る。子どもから年配者まで幅広い世代の交流の場で、帰省者もいるため、貴重な機会。津軽地方では珍しい風習らしく、関係者は「今後も続けていきたい」と話す。

 現在、墓は29基ある。一部を除き、神道(しんとう)を信仰。100年ほど前、墓地にある直径2メートルほどの石を囲み、濁酒を持ち寄って歓談したのがきっかけという。

主な掲載記事
□悪天候で初日は中止に、平成初/黒石よされ
□齋藤性の墓地で盆の入りに歓談/平川市新屋
□平賀東小2000年卒業生がタイムカプセル開封
□青学大国際ボランティアの学生が黒石市長を訪問
□警官に頭突き、黒石の自称会社員の男(45)逮捕
□写真特集/採石場の見学会(黒石・山形砕石)
平成30年8月17日(金) きょうのメモ
黒石市
○ボーンクラブ|老人福祉センター|午後1時
○ふるさと元気まつり|浅瀬石川千歳橋下流|午後5時
青森市浪岡
○浪岡北畠夏まつり灯籠流し|浪岡川河川敷(特設桟橋)|午後6時30分

トップページに戻る