津軽新報
平成30年3月18日(日)付紙面から
■最終回「信英と満天姫」/黒石・歴史講座

歴史講座 黒石市教育委員会の歴史講座は14日夜、今年度の最終講座が行われ、「津軽信英(のぶふさ)と満天姫(まてひめ)」を語った学芸員の鈴木徹さんは、黒石初代領主の信英を「こみせをつくらせ、町割りを行うなど功績は極めて大きい」とした。

 弘前藩2代藩主・信枚(のぶひら)の正室である満天姫は「徳川家康の養女として嫁いだ。実父で下総国関宿(千葉県野田市)城主の松平康元は家康の異父弟であり、家康の姪にあたる」。「信枚と師弟関係にあった天海僧正が婚姻を取りはからった」とされる逸話を紹介した。

■自作の伝統凧を青空へ/浪岡・本郷小学校

本郷だこをあげた 青森市浪岡の本郷小学校で15日、凧(たこ)揚げが行われた。2月に制作した自作の凧を空高く揚げ、達成感を味わった。

 伝統工芸の本郷凧は市無形文化財。20年以上前から本郷凧の会が協力し、制作を授業に取り入れている。この日は卒業記念として5、6年生15人(複式学級)が挑戦。なかなか飛ばすことができず苦労するも空にあがると笑顔を浮かべた。6年女子児童は「揚がったときはうれしくて、いい記念になった。家でも飛ばしたい」と満足そう。

主な掲載記事
□最終回「信英と満天姫」/黒石・歴史講座
□自作の伝統凧を青空へ/浪岡・本郷小学校
□日曜特集/飾りひょうたん、女性農家仲間
□薫蒸作業員を書類送検/六郷小の爆発事故
□6年間の思い出胸に巣立つ、小学校卒業式
□写真特集/スノーモービルこけしの里大会
平成30年3月18日(日)19日(月) きょうのメモ
3月18日(
黒石市
○東地区マージャン大会|東公民館|午前9時
○上十川地区振興協議会・社協・環境を守る会合同総会|上十川公民館|午後1時30分
○橋音楽教室「ぷりも〜らこんさーと」|津軽伝承工芸館|午後1時30分
○北地区振興対策協議会総会|中郷公民館|午後3時
平川市
○碇ヶ関地域芸能発表会|碇ヶ関公民館|午前10時
大鰐町
○消防出初式|役場ほか|午前9時
田舎館村
○村文化協会チャリティー芸能発表会|文化会館|午後0時30分
青森市浪岡
○梵珠山日曜観察会|県立自然ふれあいセンター|午前9時50分

3月19日(月)
平川市
○つどいの場ささえあい|健康センター|午後1時30分
田舎館村
○地域包括支援センター健康サポート教室|中央公民館|午後1時

トップページに戻る