津軽新報
平成28年1月19日(火)付紙面から
■冬の風物詩、干しもちのカーテン/黒石

シバレがうまさを左右する 津軽の冬を代表する干しもち作りが最盛期を迎え、黒石市元町の沖野もち店は、厳しいシバレの中で作業に追われている。

 同店は「寒の入り」の7、8日ごろから製造を開始。つきたてを3日ほど置いたあと、四角に切って縦に連なるように編み、冷え込む夕方ごろに屋外につるす。「寒さをよくみて、少しずつ作業を進める。食感を出すには、よく凍らせないといけない」。店頭に並ぶのは3月ごろ。「春風が吹いてきたころに下ろす」。

■金ちゃんの人柄あふれ/津軽こけし館で追悼展

金光さんの追悼展 黒石市の津軽こけし館で16日、津軽系工人・阿保金光さんの追悼展示会が始まった。ファン所蔵の約300点を集め、ユニークな作風が愛された人柄をしのばせている。有料展示室で3月まで。

 金光さんは大工として働き、大けがのリハビリのため、兄の六知秀工人のもとで製作するようになった。「あまり上手じゃないけど、楽しくてかわいい」と多くの金ちゃんこけしファン≠魅了してきたが、昨年10月、くも膜下出血で急逝した。

主な掲載記事
□冬の風物詩、干しもちのカーテン/黒石
□金ちゃんの人柄あふれ/津軽こけし館で追悼展
□いきいき放談/正調黒石ねぷた囃子会長、岡崎良治さん
□小・中学校適正配置、準備委が発足/黒石市
□任命制へ移行の農業委員、応募は定数超え/平川市
□田中けいとさんが福祉施設を慰問/黒石
□18日朝の最低気温、黒石で氷点下10.1度
□写真特集/ソフトテニス・プロモーション
平成28年1月19日(火) きょうのメモ
黒石市
○老人福祉センター料理教室|同所|午前9時30分
○上十川藁細工保存会総会|上十川公民館|午後1時
○黒石青年会議所名刺交歓会|グリーンパレス松安閣|午後6時

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