津軽新報
平成26年12月18日(木)付紙面から
■古代品種を使って正月飾り/「田園」未来を築く会

正月飾りを楽しんだ 田舎館村「田園」未来を築く会の「お正月飾り教室」が14日、遊稲(ゆうとう)の館(やかた)で開かれた。参加者は古代品種「紫稲」などを使った飾りで新たな年を迎えようと、思い思いに完成させた。

 村内外、遠くは秋田県大館市から午前と午後あわせて60人が参加。稲の束の一部を円形に麻ひもで結わえて土台を作り、松ぼっくり(松かさ)をはじめ、ツバキ、水引、折り鶴などの装飾品を取り付けた。大館から参加した女性は「吹雪だったが、どうしても参加したかった」と話し、完成品を見て満足そうな様子。

■戦争体験を学ぶお話会/常盤小学校

戦争体験を学んだ 藤崎町常盤小学校で16日、戦争体験者のお話会が開かれた。県内で起こった戦時中の出来事を聞き、恐ろしさを学んだ。

 6年生50人が参加。「戦争中の子どもたちのくらし」をテーマに、元弘前大学学長の吉田豊さん、同大学元教育学部教授の工藤睦男さん、元同助教授の佐藤きむさんが講話。工藤さんは「働き盛りの大人は戦争に行った。毎日、くわを担いで登校し、子どもから老人まで野菜作りに励んだ」と振り返った。三上竜汰君は「僕たちもぜいたくしすぎず、我慢するところは我慢しないといけない」と生活を見直していた。

主な掲載記事
□古代品種を使って正月飾り/「田園」未来を築く会
□「釣竿片手にバスで津軽旅行」浅瀬石川編(87)/根深誠
□黒石市バドミントン選手権大会の結果
□柏農高の長尾君が米粉料理東北大会で特別賞
□田舎館村親善少年剣道大会、地元勢も健闘
□黒石自動車教習所で冬道走行体験
□戦争体験を学ぶお話会/常盤小学校
□写真特集/弘南鉄道ラッセル車試運転・訓練
平成26年12月18日(木) きょうのメモ
黒石市
■子育てひろばま〜な スポカルイン黒石 午前9時
■六郷小学校地域交流会 午前9時30分
■山形地区生きがい大学講座 山形公民館 午前10時
■行政相談 市役所 午前10時
■1歳6カ月児健診 スポカルイン黒石 午後0時30分
藤崎町
■7カ月児健診 文化センター 午前9時30分
■母子健康相談 文化センター 午前10時
■木村甚彌賞贈呈式 文化センター 午後1時30分
田舎館村
■村社協ひとり暮らし高齢者給食サービス 中央公民館 午前10時30分
トップページに戻る