津軽新報
平成26年4月15日(火)付紙面から
■武学流庭園にも春、盛美園で雪囲い解体/平川市

今年の開園は19日 名園に春の訪れ―。平川市猿賀の国名勝・盛美園で、雪囲いの解体作業が行われている。大雪のおととし、昨冬とは打って変わり、枝折れなどの被害がなく、19日の開園に向けて急ピッチで進めている。

 同園は、津軽地方に多く見られる武学流の代表的庭園。作業初日の12日、春らしいやわらかな陽光が差し込み、作業員8人が雪の重みから庭木を守った雪囲い用の板や丸太を慣れた手つきで次々と外し、冬ごもりしていたマツやイチイなどが久々に太陽の下に姿を現した。青森銀行尾上支店の行員らがボランティアで清掃に汗を流す姿も見受けられた。

■第4の鳥居が完成/青森市浪岡五本松の加茂神社

通り始めを行う 青森市浪岡大字五本松の加茂神社で12日、春の大祭と「第4の鳥居」竣工(しゅんこう)祭が行われ、氏子と子どもたちが完成を祝った。

 「第4の鳥居」は築80年。老朽化で12月から解体、改修を進めていた。新たにヒバ材の高さ約3メートルの鳥居が完成。春の大祭の12日にあわせて竣工祭を行った。神事のあと、氏子が敷地内にある五本松児童館の子どもたちとともに通り始めの儀式を行った。同神社は大同2年(807)に建立され、県内の加茂神社では最も古いといわれる。氏子らは「地域の人が地域の文化財を守る。古い歴史の神社を誇りに思う」と話していた。

主な掲載記事
□いきいき放談/須藤ヂャイアント商会、須藤正樹さん
□西部地区の脱退を報告/黒石市連合婦人会総会
□田植えへ準備着々、畦畔(けいはん)かさ上げも
□梵珠ボランティアガイドの委嘱式
□出会い頭衝突、軽トラの67歳男性が死亡/黒石
□第4の鳥居が完成/青森市浪岡五本松の加茂神社
□武学流庭園にも春、盛美園で雪囲い解体/平川市
□写真特集/トマト育苗がピーク(津軽みらい農協センター)
平成26年4月15日(火) きょうのメモ
黒石市
■市食生活改善推進員会総会・研修会 産業会館 午前9時30分
■老人福祉センター料理教室 中部公民館 午前9時30分
■アリス保育園ステップサークル 午前10時
■幸成児童館母親クラブ総会 午後6時
平川市
■シニアのためのわくわく運動教室 総合運動施設体育館 午後2時
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