津軽新報
平成26年4月5日(土)付紙面から
■薬師寺の「石割カエデ」が県天然記念物に/黒石

薬師寺の「石割カエデ」 黒石市温湯にある薬師寺(小野知行住職)の「石割(いしわり)カエデ」が県天然記念物に指定されることになった。同市では妙経寺の「カヤの木」(昭和63年)、中野神社の「対植えのモミ」(平成20年)に次いで3番目。

 市教育委員会「黒石の文化財」によると、カエデ科カエデ属のオニイタヤカエデ。推定樹齢は400〜500年で、樹高11.8メートル、根元幹周6.1メートル。幹に大きな空洞があるが、樹勢は旺盛だという。岩の上にまたがり、根を大きく広げる。風貌が岩手県盛岡市にある「石割桜」(いしわりざくら)に似ており「石割カエデ」と呼ばれるようになった。

■梵珠山にミズバショウ、昨年より早く/青森市浪岡

ミズバショウが開花した 青森市浪岡、県民の森梵珠山で31日、ミズバショウが開花した。まだ10センチほどだが、山に春の訪れを告げる花として入山者の人気を集めている。見ごろは今月中旬以降になりそうだ。

 ミズバショウが見られるのは梵珠山入り口付近の群生地。周囲にまだ雪が残るが、湿地帯はほぼ消え、十数本が顔をのぞかせた。県立自然ふれあいセンターによると、昨年より10日ほど早い。これからの気温次第だが、今月中旬以降には見ごろになると予想する。センターは27日午前9時ごろから「春の花めぐり撮影会」を開き、春が訪れた梵珠山を撮影する。

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平成26年4月5日(土) きょうのメモ
黒石市
■北地区長寿会連合会女性部交流会 中郷公民館 午前9時30分
■追子野木地区婦人会総会 追子野木会館 午前11時
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