平成25年9月21日(土)付紙面から 津軽新報
■循環装置「効果が得られた」/浅瀬石川ダム異臭味問題

18日検討委員会 昨年9月に発生した水道水異臭味問題を話し合う浅瀬石川ダム水質保全対策検討委員会は18日、黒石市にある津軽広域水道企業団津軽事業部で開かれた。7月可動した曝気(ばっき)装置の効果を審議し「水温は一様になり、想定した対策効果が得られた」との報告があった。

 装置は、湖水内部を循環混合することで表層水温を低下させる効果があり、かび臭の原因である藍藻類の発生抑制に期待される。降雨が多く、6回の出水があった条件ではあるが「かび臭生成藻類の異常増殖はなく、かび臭物質も非常に低濃度であった」と説明した。
■唐糸御前伝説から背景を探る/藤崎町郷土史講座

地元の伝説から背景を探る 藤崎公民館は13日、郷土史講座を開講した。唐糸御前史跡公園で10人の町民が唐糸御前の伝説について学習。藤崎町ではなじみのある唐糸御前だが、各種伝説や歴史的事実から背景を探った。

 講師は、歴史に詳しい小笠原睦男公民館長。鎌倉時代、北条時頼に愛された唐糸御前が周囲のねたみを受けて津軽・藤崎に逃れ、後に柳の池に身を投ずる。「時々の権力者が利用できる内容。平等教院は鎌倉文化を津軽に伝える文化センターの役割を持っていたのではないか」と推測する。郷土史講座は不定期で開講し、津軽の歴史を探る。次回は「津軽統一の足跡を訪ねて」。
主な掲載記事
□循環装置「効果が得られた」/浅瀬石川ダム異臭味問題
□黒石市の平成24年度除雪対策費4.5億円に
□人・ひと
□こけしのもり実行委絵付け体験、育樹祭は雨で中止
□平川市碇ヶ関、田舎館村などで敬老会
□秋の交通安全運動、黒石地区大会で優良運転者を表彰
□唐糸御前伝説から背景を探る/藤崎町郷土史講座
□鳴海・黒石市長が台風18号大雨被災地を視察
平成25年9月21日(土) きょうのメモ
黒石市
■永瀬正敏写真展inAOMORI 津軽伝承工芸館 午前9時50分(10月8日まで)
■お山のおもしえ学校秋の山野草展示会 午前10時(29日まで)
■未来塾「女・男・輝かせて」 追子野木公民館 午前10時
■中部地区老人クラブ連合会交通安全講習会 老人福祉センター 午後1時30分
■中郷保育園親子deクッキング 午後2時
■アリス保育園収穫祭 午後4時30分
■映画「彌勒MIROKU」フィルムオーケストラバージョンin青森 津軽伝承工芸館 午後6時30分
平川市
■放送大学青森学習センター公開講演会 平賀公民館 午後1時30分
■初めて手話を学ぶ方のための体験講座 文化センター 午後7時
青森市浪岡
■軽スポーツ大会・映画鑑賞会 浪岡城跡案内所 午前9時
■アップルまつり アップルハウス大釈迦 午前10時30分
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