平成25年8月4日(日)付紙面から 津軽新報
■活力に満ちあふれ、平川ねぷたまつり

駅前を練り歩くねぷた 平川市の夏を彩る平川ねぷたまつり(合同運行)が2、3日、平賀駅前通りで行われた。名物「世界一の扇ねぷた」を含む過去最多31台が威風堂々と出陣し、各団体の踊りやAOMORI花嵐桜組の華麗な演舞と相まって、沿道を埋めた観衆を魅了した。

 400メートルのコースを「ヤーヤドー」の勇ましい掛け声を響かせ、極彩色の武者絵巻と人形ねぷたが練り歩き、趣向を凝らした多彩な前ねぷたと各団体の踊りも花を添えた。花嵐桜組が“世界一”をバックにエネルギッシュな演舞を披露して盛り上げ、有料観覧席も満席となった。

■伝統の「だげぐら」家々まわる/黒石市二双子

神楽として行われる 黒石市二双子にある伏見神社(阿部公宣宮司)で2日、大祭が行われ、「だげぐら」と呼ばれる権現さまが町内を練り歩いた。「ウォーツ」という独特の奇声を上げながら一軒一軒をまわり、無病息災を祈った。

 総代の高田正志さんによると、高田家は代々、庄屋を務め、嘉永7年(1854)、当時の当主が京都でつくらせた。大祭後の神楽で、太夫が訪ねておはらいした家をまわり、神棚と台所で「ウォーツ」という奇声とともに口を「カチカチ」と打ち鳴らす。「悪霊を払う意味がある。子どもが頭をかんでもらえば頭が良くなり、お年寄りは元気になるといわれる」。

主な掲載記事
□日曜特集/虹の湖ロックフェスティバル(11日)出演者
□藤崎町子ども議会「やさしいまちづくり」を決議
□黒森山ウオーキングセンターがジュニアキャンプ
□特産ときわにんにくの第1便が出発/藤崎町
□活力に満ちあふれる平川ねぷたまつり
□伝統の「だげぐら」家々まわる/黒石市二双子
□大鰐町蔵館で普通列車に接触した女性が死亡、身元は不明
□写真特集/黒石市社会福祉協議会「ふくし体験フェア」
平成25年8月4日(日) 5日(月) きょうのメモ
▽4日(
黒石市
■鳴海誠二杯卓球ダブルスカップ大会 スポカルイン黒石 午前9時
■ミニこけし展示即売会ワークショップ 津軽こけし館 午前11時
■中部地区ねぷた合同運行 スポカルイン黒石(出発) 午後7時30分
田舎館村
■ねぷた合同運行 田舎館中学校(出発) 午後7時15分
青森市浪岡
■中世の館夏休み陶芸教室 午前10時、午後1時

▽5日(月)
黒石市
■中部地区老人クラブ連合会グラウンドゴルフ大会 中部公民館(出発) 午前8時30分
平川市
■弘南鉄道活性化支援協議会総会 農協会館 午後3時30分
■おのえねぷた祭(合同運行) 尾上中学校周辺 午後6時45分
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