平成25年5月24日(金)付紙面から 津軽新報
■人工授粉、摘花に全力/リンゴの開花遅れで

花粉交配機を使う生産者 記録的なリンゴの開花遅れを受けて、農家は結実を確保するため、人工授粉を始めた。花粉交配機を使ってスピードアップを図る農家もある。肥大促進に向けた摘花も始まり、全力をあげている。

 山田鉱一さん(62)では「王林」は雪害で枝が折れたため、開花量は少ない。「ふじ」は「早生ふじ」を含めてやや多く、問題ないという。摘花と人工授粉を一緒に行うのは、人工授粉に使う花粉の確保が目的。「まだ霜を警戒しなければならない」とし、肥大促進に向けた摘花は「来年用(人工授粉)の花粉をとる」ためで、貯蔵して来年に備える。
■秋の実りを祈りながら/蔵館小全校田植え

“カタ”でつけて目印に苗を植える 大鰐町蔵館小学校の全校田植えが22日、国道7号沿いにある学校田で行われた。75人の児童は丁寧にもち米の苗を植え「今年も豊作に」と祈った。

 栽培するのは、もち米の「アネコモチ」。昨年は2俵(120キロ)を収穫したといい「今年も順調にいけば、それぐらい見込める」という。「やだぁ、ヒルがいる」「ヌルヌルする」と怖がりながらも田に足を入れた。児童代表の藤田優里さん(4年)は「苗が少し曲がってしまったけど、楽しかった」と感想を述べた。管理は5年生が取り組み、水の管理や脱穀などを学ぶ予定。収穫感謝祭や販売体験で出来秋を祝う。
主な掲載記事
□人工授粉、摘花に全力/リンゴの開花遅れで
□弘前実業高校藤崎校舎が史跡公園などで花植え奉仕活動
□黒石市で南黒公式卓球大会
□藤崎町茶華道協会がチャリティーりんご茶会
□自動車整備黒石協議会がPR活動、定期点検を呼びかけ
□秋の実りを祈りながら/蔵館小全校田植え
□アメダス黒石、22日の最高気温は6月下旬並み23.2度
□写真で見る/田舎館村埋蔵文化センター
平成25年5月24日(金) きょうのメモ
黒石市
■アリス保育園お誕生会&おしゃべり会 午前10時
■市教育委員会定例会 産業会館 午後1時30分
■市議会基本条例制定準備委員会 市役所 午後1時30分
■市明るい選挙推進協議会総会 水上仕出し店 午後4時
■津軽こけし工人会総会 南風館 午後4時30分
■津軽情報文化懇話会5月例会 松安閣 午後5時
平川市
■香りが安らぐハーブ展 四季の蔵もてなしロマン館 午前10時(26日まで)
■柏木農業高校全校田植え大会 午後1時
大鰐町
■大鰐温泉俳句の街づくり実行委設立20周年記念式典 鰐come 午前11時30分
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