平成25年5月2日(木)付紙面から 津軽新報
■黒石の阿保さんがこけしコンクールで内閣総理大臣賞

最高賞に輝いた阿保さん 黒石市花巻、津軽系こけし工人の阿保六知秀さん(63)が、宮城県白石市で開かれる全日本こけしコンクールで最高賞の内閣総理大臣賞を受賞した。「肩の荷が下りた感じ。これからは若手の育成に本腰を入れたい」と受賞を喜ぶ。

 国内のこけしコンクールのなかで最も権威があるとされる。阿保工人は1部伝統こけしの部に幸兵衛型「くびれだるま10号」を出品した。津軽系工人が最高賞に輝くのは、昭和61年の奥瀬鉄則さん以来の。「赤と青のろくろ線の調和」「木肌の美しさ」「空間処理の巧みさ」などが高く評価された。
■黒石市でもソメイヨシノが花を咲かす

ようやく春本番へ 桜前線、お待たせ!黒石市内で30日、ようやくソメイヨシノが開花した。枝先をちらほらと彩り、春本番を告げている。待ちわびた市民がまぶしそうに花を仰いでいた。

 ソメイヨシノが開花したのは同市乙徳兵衛町の保福寺。通称「富田大通り」に面した塀際に植えられている樹齢十数年の木が花をほころばせた。この冬の記録的な大雪と4月に入ってからの低温傾向で開花が遅れ、昨年より3日ほど遅い。通行人も枝先に見える薄ピンクの花をまぶしそうに仰ぎ「やっと春になったような気がする」と感慨にひたっていた。


主な掲載記事
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□南地方春季中学校バドミントン結果
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□黒石の阿保さんがこけしコンクールで内閣総理大臣賞
□黒石市でもソメイヨシノが花を咲かす
□浅瀬石川ダムが融雪放流を開始、水位上昇で注意を呼びかけ
□写真特集/黒石神社春の大祭
平成25年5月2日(木) きょうのメモ
田舎館村
■白寿大学開講式 文化会館 午前9時
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