平成２５年４月１１日（木）付紙面から 津軽新報
■雪害で農水省担当者が黒石市のリンゴ園を視察

被害を受けたのは３割という　リンゴ樹の雪害を受けて、県りんご協会と農水省生産局園芸作物課の宮本亮課長補佐が黒石市の２つの園地を視察した。協会や訪問地の生産者が被害状況を説明。宮本課長補佐は「（被害は）聞いていた以上。改植や補償対策などの要望を聞いた。しっかり受け止めて対策を立てたい」と語った。

　倉内信一さんの園地では、普通樹が３割ほど被害を受けた。１月にリンゴ樹の雪下ろしで入ると、すでに被害が出ていたという。平年に比べて２割ほど収入減となる見通しを示し「改植事業の継続と、補償の対策をお願いしたい」と強く要望した。
■宮古市に計１１１０万円、救援金の受け付けを延長／黒石市

市社協などのふれあいサロン（昨年）　３．１１で大きな被害を受けた姉妹都市、岩手県宮古市の支援を続ける黒石市は、これまでの救援金が１１１０万円に達した。来年３月まで受け付けを延長する。今年度は、保健師の派遣を継続し「心の復興支援」で大型こけし灯ろうの設置などを計画している。

　支援の輪は拡大している。昨年度は行政支援に加えて、市ボランティア連絡協議会、市社会福祉協議会などが干支（えと）ねぷたなどを作るサロン活動を展開。市が計画する２５年度の事業は「宮古市との協議が必要」とする。救援金の延長は５回目となる。
主な掲載記事
□浦町２丁目〜ぐみの木２丁目の融雪溝を整備へ／黒石市
□青森市長選／鹿内、蝦名両候補が浪岡地区でも訴え
□「釣竿片手にバスで津軽旅行（浅瀬石川編）」＜１＞／根深誠
□宮古市に計１１１０万円、救援金の受け付けを延長／黒石市
□ロードミラー清掃奉仕（平川市商工会青年部、田舎館村交通安全協会）
□雪害で農水省担当者が黒石市のリンゴ園を視察
□９日、アメダス黒石地点の最高気温、１５．０度まで上がる
□写真特集／十和田湖への全線開通、雪の回廊など
平成２５年４月１１日（木）　きょうのメモ
黒石市
■東地区老人クラブ連合会総会　東公民館　午前１０時３０分
■浅瀬石地区社会福祉協議会総会　浅瀬石公民館　午後６時
■六郷地区社会福祉協議会総会　六郷公民館　午後６時３０分
平川市
■市保育連絡協議会総会　南田温泉ホテルアップルランド　午後５時３０分
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