平成25年3月29日(金)付紙面から 津軽新報
■アメダス積雪観測の必要性を示すこと/情文3月例会で

3月例会で講演した三浦氏 津軽情報文化懇話会(鳴海勝俔会長)3月例会で「異常気象は続くか、今年を占う」と題して講演した日本気象協会東北支局の三浦満氏(気象予報士・情報事業課メディア系担当チーフ)は、2年連続豪雪について会員の質問に答えて「原因は偏西風の蛇行。これが大きいと思う」との見方を示した。

 2年連続豪雪で、黒石市にある県産業技術センターりんご研究所の観測で昨年は166センチ、今年は180センチを記録。気象庁が同市に設置しているアメダスでは降・積雪量を観測していないことと、観測要望については懇談で「必要性の根拠をはっきり示すべきだ」との考えを示した。
■名人盛と棟方志功の3本のこけしがそろう/津軽こけし館

青森出身の男性が1本を所有している 名人・盛秀太郎が挽(ひ)き、世界的板画家・棟方志功が描彩(彩色)した3本の「合作こけし」が、ほぼ半世紀ぶりにそろう。黒石市の津軽こけし館で31日から始まる「Good Wood@津軽こけし館」の目玉として公開。「3本がそろう貴重な機会。大勢の人に見てほしい」と話す。

 昭和32年9月、棟方が同市温湯にある盛の工房を訪れた際に依頼。同39年ごろ、知人に貸し出したあと、3本とも行方不明になった。胴体全面に「棟方志功」と書かれ、背面に花。こけし館が所有する2本にはモミジやモモが描かれ、3本一緒に展示する意図だったとみられる。
主な掲載記事
□11月に羽州街道交流会黒石大会、バードの軌跡探訪も
□田舎館村田んぼアートポスターが完成
□黒石市勤労青少年ホームよさこい講習が修了、5月に成果を披露へ
□アメダス積雪観測の必要性を示すこと/情文3月例会で
□名人盛と棟方志功の3本のこけしがそろう/津軽こけし館
□伝承工芸館でホイドーズ津軽衆ロック、盛り上がる
□黒石市の積雪68センチに低下、春へ加速
□写真特集/消防団出初式(平川市、大鰐町、青森市浪岡)
平成25年3月29日(金) きょうのメモ
黒石市
■黒石東小教職員歓送迎会 津軽伝承工芸館 午後6時30分
■ふるさと研究会例会 夢工房 午後7時
平川市
■市美術会会員展 文化センター 午前9時(31日まで)
■献血=商工会館(午前10時、午後2時)
トップページに戻る