平成25年1月13日(日)付紙面から 津軽新報
■本郷七日会が解散、俳誌「地塩」も終刊/青森市浪岡

最終号となった俳誌「地塩」 青森市浪岡の俳句結社「本郷七日会」が会員不足と高齢化で12月の忘年例会、臨時総会を最後に解散した。例会句を掲載してきた俳誌「地塩(ちえん)」も295号をもって終刊・廃刊となった。戦後の暗い世相の中に浪岡の1地域で生まれた文化の灯火は、64年の活動の幕を静かに閉じた。

 昭和23年、地区の教師や青年、俳句愛好者が本郷小学校の宿直室に集まり、句会を開いたのが始まり。毎月3回、7のつく日に集まったので「七日会」。当時は物資も不足、文化的にも”空白”の時代。村の若者たちの荒廃を防ぐ意味もあった。
■藤崎町、青森市も豪雪対策本部を設置

藤崎町では排雪が進んでいる 藤崎町は11日、積雪が警戒値を超え、豪雪対策本部を設置した。除排雪作業を進めて道路交通を確保。雪害防止に向けて注意を呼びかる。町の観測によると、同日午前8時現在の積雪は、藤崎地区が102センチ、常盤地区が122センチ。農業用ハウス1棟の倒壊が報告されている。

 青森市浪岡地区は同日午前、各地で渋滞が発生した。2時間以上にわたり道路交通がマヒした。沖萢地区の県道大鰐浪岡線で大型トラックが交差できず、立ち往生。県道285号でも発生し、中心部の2幹線が同時に渋滞となった。県の観測によると、浪岡地区の同日午前9時の積雪は134センチ。
主な掲載記事
□日曜特集/黒石市山形生きがい大学で即席漬物づくり
□東奥信用金庫田舎館支店で中田さんの書額展
□本郷七日会が解散、俳誌「地塩」も終刊/青森市浪岡
□黒石市男女共同参画「未来塾」人材育成講座を開設へ
□津軽伝承工芸館で15日から永瀬正敏さんの写真展
□黒石病院の採用試験合格者
□黒石市の豪雪、排雪を求める声が一段と
□写真特集/チャレンジ青森ソフトテニスプロモーション
平成25年1月13日(日)〜15日(火) きょうのメモ
▽13日(
黒石市
■黒石すばるの集い総会・20周年の集い もり仕出し店 午後1時
■山形地区新年の集い 山形公民館 午後1時30分
■成人式 津軽伝承工芸館 午後2時
■市消防団幹部耐寒訓練 黒石神明宮 午後2時
平川市
■成人式 文化センター 午後2時
田舎館村
■カパカパと福俵 大根子地区公民館 午前8時20分
■成人式 文化会館 午後2時
青森市浪岡
■成人式 中世の館 午後3時

▽14日(
■県中学校冬季バドミントン選手権大会 青森市浪岡体育館、スポカルイン黒石 午前8時40分
黒石市
■市柔道協会昇級審査会 武道場 午前9時
大鰐町
■中央公民館料理教室 午前9時30分
田舎館村
■田舎館村「田園」未来を築く会紙粘土教室 遊稲の館 午前9時30分

▽15日(火)
黒石市
■人権相談 市役所 午前10時
■追子野木地区老人クラブ明友会新年会 追子野木会館 午前10時
■シルバー人材センター介護班学習会 西部地区センター 午後2時
■浜田伊織ライブ 音蔵こみせん 午後6時
平川市
■表彰審議会 市役所 午後1時30分
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