平成25年1月8日(火)付紙面から 津軽新報
■刀匠による打ち初め「美しさを再現」/田舎館村

素延べの作業 田舎館村の刀匠・中畑貢さん(71)=号・國廣=)が2日、自宅鍛冶場で日本刀の打ち初めを行い、妻のユキ子さんとともに名刀作りに向けて「カーン、カーン」と力強い音を響かせた。

 この日の作業は「素延べ(すのべ)」。炉に火が入れられ、真っ赤に熱せられた鋼が取り出され、先手を務めるユキ子さんが大づち、中畑さんが小づちを振り上げては打ち、同時に火花が散る。厳かな空気が漂う中で数回続けられた。「火造り」など一連の作業を経て2カ月ほどで日本刀になる。中畑さんは「美術品としての美しさの再現」を目標に掲げた。 
■スポカルのロクニンカン大会は開催見送りの方向/黒石市

 黒石市体育協会とスポカルイン黒石の「ロクニンカントランプ大会」は今年、開催が見送りの方向にある。体協内部から異論が出始め、平成25年度からの公益財団法人移行に向けて事業見直しも必要となってきたため。

 “黒石方式”と呼ばれるロクニンカンのトランプ大会は、親睦、交流を図りながら地域の活性化に結びつける企画。施設がスポーツだけでなく多目的機能を持つことに着目。主催事業とせず、実行委員会を組織して開催してはどうか―などといった提案も一部からなされるようになったが、5回で大会の幕を閉じる公算が大きくなっている。
主な掲載記事
□2013市町村の課題/藤崎町
□刀匠による打ち初め「美しさを再現」/田舎館村
□東天書道会が浪岡「あぴねす」で書き初め披露会
□黒石市内の児童館が今年の活動初め、津軽弁かるたも
□田舎館村垂柳地区で獅子踊り保存会「悪魔払い」
□大雪の黒石市で除雪費が底をつくおそれ、1億円を専決処分
□スポカルのロクニンカン大会は開催見送りの方向
□写真特集/津軽こけし館初びき
平成25年1月8日(火) きょうのメモ
黒石市
■ちびっこ相談 西部地区センター 午前9時30分
■市消防団幹部会議 地区消防事務組合 午後7時
平川市
■精神障害者家族教室 健康センター 午前10時
藤崎町
■新年互礼会 ふれあいずーむ館 午後3時
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