平成25年1月5日(土)付紙面から 津軽新報
■伝統の年縄奉納/藤崎町常盤地区

年縄を担いで練り歩く 藤崎町常盤地区で元日、350回目となる年縄(としな)奉納行事が行われ、締め込み姿の男衆が巨大な年縄を常盤八幡宮へ奉納し、五穀豊穣(ほうじょう)と家内安全を祈願した。

 同地区の年縄奉納は寛文4年(1664)に始まったといわれる。年縄は前後につながる綱を合わせると推定重量約400キロ。県外からの7人を含む36人が参加。水ごりで体を清め、御宿を出発。囃子(はやし)とともに「サイギー、サイギー」と唱えながら地区内を練り歩いた後、八幡宮へ到着。協議会の役員らが年縄を鳥居へ結びつけて、無事350回目の奉納を終えた。
■津軽こけし館で新春の初びき/黒石市

初めて初びきを担当した阿保さん 黒石市の津軽こけし館で2日、新春恒例のこけしの初挽(び)きが行われた。白装束に身を固めた工人が、今年最初のこけしにのみを入れ、この1年の伝統工芸の発展にかける意欲を新たにした。

 初めて初挽きを担当した阿保正文さん(花巻)が、今年最初のこけしづくりを披露した。白装束に身を固めた阿保工人は、ろくろが回る軽快な音を響かせながらこけしにのみを入れ、形は師匠で父親の六知秀さんを踏襲し、顔は幸兵衛型から取った8寸の「本人型」に仕上げた。こけし館では、もちつきやお汁粉の振る舞い、福もちまきなども行われ、新春一番の活気。
主な掲載記事
□2013市町村課題/黒石市
□浪岡中央公民館で齊藤さんの水彩画展
□黒石市の美原町町内会が自主防災研修会開く
□年末寒波で雪害事故が相次ぐ
□公民館に侵入した自称・黒石市赤坂の無職男(41)を逮捕
□伝統の年縄奉納/藤崎町常盤地区
□津軽こけし館で新春の初びき/黒石市
□写真特集/黒石市中部地区老人クラブ連合会もちつき交流会
平成25年1月5日(土) きょうのメモ
黒石市
■チャレンジ青森ソフトテニスプロモーション2013 スポカルイン黒石 午前9時(6日まで)
■上十川地区新年祝賀会・新春子ども芸能発表会 上十川公民館 午後2時
藤崎町
■藤崎ライオンズクラブ婚活パーティー ふれあいずーむ館 午後6時
青森市浪岡
■「あぴねす」もちつき・上映会 午前11時
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