平成24年8月7日(火)付紙面から

■9月の祭りに向けて、中延商店街振興組合が来黒

意見交換をする一行 商店街「ねぶた祭り」で黒石市と交流がある中延商店街振興組合(東京都品川区)が2日、黒石市を訪れ、市役所職員とイベントに関する意見交換を行った。

 市の観光大使、佐藤洵一さん(マルサ佐藤製作所社長)が橋渡しとなって交流。1991年から隔年で「中延ねぶた祭り」を開き、今年で13回目。9月15日に昭和通り商店街、中延中央振興会、中延商店街で開く祭りに向けて行った。祭りは「2万人くらい訪れる」といい、黒石よされ、つゆ焼きそばの販売も人気を呼んでいる。黒石の高原地野菜の販売やこけし工人の実演、こけし灯ろう、黒石企業のPRなどの質問、情報提供があった。
津軽新報

■文学士・木秀一著書の再出版記念碑を建立

記念碑の除幕式 黒石市境松で2日、大学教授で文学士の木秀一氏=昭和22年に55歳で死去=が大正12年に出した著書「個人価値論」の再出版を記念する石碑の除幕式が行われた。親族らが集まって記念碑の完成を喜び、秀一氏の功績をたたえ合った。

 明治26年、旧中郷村境松生まれ。東京帝国大学文学部教育学科卒。神宮皇學館大學(三重県)専門部教授などに就いた。「個人価値論」は、甥にあたる繁氏(黒石市境松)が、秀一氏の息子から依頼を受けて家の中を探し、傷みが激しかったことから再出版した。記念碑は肖像とともに著書の中で引用しているアリストテレスの「自然は理であり法則である。この自然の理を人の心に代表するのは理性である」という言葉を刻む。

平成24年8月7日(火) きょうのメモ
黒石市
■健康教室 六宝館 午後1時
平川市
■市老人クラブ連合会チャリティー芸能発表会 文化センター 午後1時
藤崎町
■ながしこ 八巻スタンド前(出発) 午後2時
田舎館村
■村農業委員会選挙告示
青森市浪岡
■梵珠山青少年自然探検隊 県立自然ふれあいセンター 午前9時(8日まで)

トップページに戻る